僕はマルタン、マルチーズ

マルタンと歩む、私のセカンドライフ

「点子ちゃんとアントン」とケストナー

マルタンの目は小さくて、黒い点のようだなぁ・・と見ていると、
点子ちゃんとアントン」という本を思いだしました。
昔、家にあったエーリッヒ・ケストナーの児童書です。
その他にも、「エミールと探偵達」とか「ふたりのロッテ」などあり、いずれも父が買って来たものでした。
あらすじはよく覚えていませんが、作者が直接子供に語りかけてくるような温かさがあって、大好きな本でした。

今、ケストナーの本は、私が大人になってから買った2冊しかありません。
「私が子供だったころ」と「ケストナー終戦日記」の二冊。それに関連して、
ドイツ文学者の高橋健二氏の「ケストナーの生涯」
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ケストナーは、戦後は国際アンデルセン賞等受賞し、ドイツ国内外で高く評価されるようになりましたが、
戦中はヒトラーに執筆を禁じられ焚書の対象となりました。
そしてヒトラーの処刑の対象になっていた文化人の一人でしたが、その前に敗戦となります。
手元にあるケストナーの本を、懐かしくて読み返してみると、
改めて強烈に惹き付けられ、フルートもその他のこともすべてそっちのけで読んでしまいました。
特に「ケストナー終戦日記」は戦火の中を逃げながら記したもので、
ドイツの凄まじい終戦の様子が描かれています。
強制収容所の生き残った人から聞く様子などは、あまりにもおぞましく、
読むのはハードですが、読むべきものだと思いました。
彼は言います。
「過去は語らねばならない。私達は傾聴しなければならない。そうしないうちには、私達も過去も落ち着けないだろう」
「1945年を忘れるな!」
本の最後は、アメリカの日本への原爆投下を痛烈に批判していました。
私がケストナーを尊敬するのは、ファシズムスターリン全体主義にも同調せずに、
彼独自の人類についての価値観をぶれずに持ち続けたということです。
すべての子供たちと、すべての昔子供だった大人の味方として・・。

ケストナーほどではなくても、私ももう少し芯のある人になりたい、とは思います。
なんかクニャっとして、すぐぶれるし・・しっかりしていないな・・・本当に。


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我が家の点子ちゃんは、なんと可愛く平和なことでしょう!
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最近、トイレは大丈夫になっているマルタンですが、
思わぬ所に、少量の黄色い水がピッとかかっているのを度々発見。
ペットシートにもちゃんと排泄した上でのことですから、マーキングでしょうか?
マルタン、ここは違うでしょ」と注意すると、
「え? それ僕? ・・したかなぁ?」と、キョトンとするマルタン
オシッコの失敗には逆ギレして私に怒るのに、
消臭スプレーとティッシュで後始末をしている私を、他人事のように見守り、
その後も、「どっちみち大した問題でもなし・・」と、いたって呑気な顔をしています。
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